How to live in Italy

イタリアは日本とは勝手が違うことも多々あります。現地へ行ってから驚かないために先に少しだけ心の準備をしておきましょう。

Daily Life
まずは生活から。
ビザを取得した長期留学生が到着後にすぐに行う手続きは滞在許可証の取得です。
警察署(Questura)へ行き手続きをしますが、他の国から来た入国者たちなどで大変混雑しており、1日がかりの大仕事になることでしょう。警察署に出向く際には、ゆとりをもって行きましょう。

世界で一番治安が良いといわれる日本とは違い、イタリアではスリや空き巣が多発しています。
電車やバスに乗るときには必ずバッグの口が閉まるものを携帯し、所持品を身から離さないようにしてくださいね。それから、夜遅い時間には一人で出歩かないなどの注意が必要です。
注意さえしていればなんのトラブルにも巻き込まれません。心がけが大切です。

便利さに於いても日本とは全く事情が違います。電車の遅れも頻繁にありますし、郵便物の届くのも遅めです。24時間営業のスーパーも殆どありませんしコンビニはありません。
そのかわり生活必需品がほとんど揃う大型スーパーがたくさんあります。

公共の場や電車を待つ際に、日本のようにお行儀よく列を作って順番待ちをすることも殆どありませんので、横入りされることもあるかもしれません。
思い通りに物事が運ばない時でも、決してかっとせずに、またはぼーっとせずに冷静に臨機応変に対応しましょう。

School Life
皆さんの一番気になる学校生活も、日本とは違って生徒の自主性を重んじています。こちらからどんどん情報収集をしないと分からないこともありますので常に注意が必要です。
最近では学校のhp上にインフォメーションが上がりますが、書いてある事を理解するにはイタリア語能力が必要となりますので、留学前から語学力をつけておくと良いでしょう。

また、授業やレッスンでも、こちらからも積極的に先生に質問をしましょう。海外の生徒たちはコミュニケーション能力が高いので、彼らの良いところを見習うといいでしょう。

学科の授業では 教本を使わない先生もいらっしゃいますので、授業内容を小まめにノートに書き留めなければなりません。クラスのお友達とのお付き合いも大切にして、分からないことはその都度聞くといいでしょう。

イタリア人は気さくで優しい国民性です、困った時には遠慮せずに助けてもらいましょう。

Music Life
イタリアでは教会など無料で聴けるコンサートも沢山あります。また音楽院の学生であれば、学生券で安く有名なアーティストのコンサートを聴くことも出来ます。
そういう意味でもとても恵まれた環境にあります。

休日には小旅行をして他の街を訪問したり、その地方の料理を堪能したりするとより幅広いイタリア文化に触れる事が出来ることでしょう。
また夏には野外オペラも各地で行われますのでお勧めです。

最初は様々なことで戸惑う事も多々あるでしょう。でも暮らしていくうちにイタリアの良さがしみじみわかる事でしょう。イタリアがとてもヒューマンで温かい国だという事を感じるはずです。
そして音楽を学ぶ環境にもとても恵まれていると気付く事でしょう。

AMUS(アミュス)では快適なイタリア留学生活を過ごしていただくために留学生一人一人をサポートさせて頂きます。
のびのびと留学生活を満喫していただく事が私たちの願いです。